<1991年4月8日付日刊スポーツ紙面から>

 俳優山城新伍(52)が6年前に別れた元夫人の女優花園ひろみ(50)と3月31日に“電撃復縁”していたことが明らかになった。7日、山城が司会を務めるTBS系の新番組「新伍Niタッチ」(日曜午後1時)の生放送中に、ゲスト出演した俳優梅宮辰夫(53)が暴露したもの。「半年間は隠し通そうと思っていた」とテレる山城も、ハッピーな笑顔だった。

 復縁のニュースを突然明かしたのは、マスコミではなく、山城が信頼していた友人の梅宮だった。同番組のスタートのお祝いに出演した梅宮が「全国の皆さまにお知らせします」といきなり切り出したものだがら、山城は大慌て。必死に阻止しようとするが、結局は一気に茶の間にバラされてしまった。

 「(花園から)入籍のことを言ったら籍を抜くわよ、と言われていたのに……」と情けないと言わんばかりの山城だが、今回の復縁は花園に主導権を握られているようだ。

 1985年(昭60)に山城の愛人問題などで19年の結婚生活にピリオドを打った2人だが、87年に俳優南条弘二の仲人を務め、翌年には「喧嘩のあとはフ・フ・フ」という意味深なデュエット曲を一緒に歌うなど、復縁ムードはチラチラしていた。が、その都度花園は「早くほかの人と再婚して」と冷たくひじテツ。今回の入籍も花園が単独で行い、2日後に“事実”だけを山城に伝えたという。

 番組終了後、花園から“お叱(しか)り”の電話がかかり平謝りした山城だが、その顔は笑みでいっぱい。離婚後も付き合いは継続、「会っていない日は1日もなかった」とノロケ話も飛び出す始末だった。

 「新伍Ni-」は一般視聴者からファクス情報を受け付けるコーナーがあるが、さっそく渡瀬恒彦や上岡龍太郎らからお祝いの文書も届き、みんなに祝福された。山城は「家には何枚も離婚届や婚姻届があるから、来週のこの番組で“籍を抜かれた”会見があるかも」とテレた。

 [2009年8月14日8時9分

 紙面から]ソーシャルブックマーク