覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで8日に逮捕された酒井法子容疑者(38)の逃走に関与する第4の人物が浮上した。警視庁の調べに対し、同容疑者は出頭までの6日間、都内のホテルや山梨県のほか、神奈川・箱根にも立ち寄ったと供述しているが、箱根では知人男性が所有する別荘に滞在していたことが17日、分かった。日本テレビなど複数のメディアが報じた。

 同容疑者の逃走をめぐってはこれまでに、亡父の再婚相手である継母や知人女性、夫の高相祐一容疑者の職務質問の現場にいた酒井容疑者を迎えにきた建設会社社長の3人が関与していたとみられていた。別荘を所有する男性は建設会社社長の関係者で、同容疑者の知人でもあるという。

 同容疑者の拘置期限は19日に迫っている。警視庁では、逃走中の足取りについてさらに詳しく調べるとともに、毛髪鑑定も実施しており、拘置期限が延長される可能性が高い。

 [2009年8月18日6時57分

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