嚥下(えんげ)障害による肺炎で死去した俳優山城新伍さん(本名・渡辺安治=享年70)の葬儀が18日、京都市内の寺院で営まれた。故人の遺志により、芸能界の友人らは参列せず近親者だけで営まれた。14日に東京都内で荼毘(だび)に付され、遺骨は弟の渡辺鎮雄(しずお)さん(69)が京都市内の実家に持ち帰っていた。四十九日法要を執り行った後、遺骨は先祖が眠る金閣寺と京都市内の寺院の墓に分骨するという。親友の梅宮辰夫らが発起人となり、後日、お別れの会を開催する予定。

 [2009年8月19日8時49分

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