愛娘の東尾理子(33)が29日、テレビ番組で結婚を宣言したが、父東尾修氏(59)はこの日も沈黙を守った。2人の交際が発覚以来、この件については野球解説の仕事先でも一切触れていない。その姿勢から、自分より4歳下でしかない石田との交際や結婚には難色を示しているとみられている。

 しかし、修氏はこれまで、理子の決断は全面的に支援してきた。理子は米フロリダ大への留学、プロゴルファー転向後はしばらく米ツアー挑戦を続けた。1人娘の冒険にも理解を示し、応援した。

 修氏と親しい野球関係者は、父親として理子が歩む人生を反対することはないという。ただし、プロ野球という契約社会に生きる人だけに、約束事や物事が決まるまでの道筋には強くこだわる性格でもあり、正式に結婚や挙式の日取りが決まるまでは沈黙を守る方針だ。そんな中、すべてが決まる前に石田が各方面で理子を話題にしているのが気になるようだ。今回、数年がかりの企画とはいえ、交際の過程やプロポーズの様子を一部盗み撮りのような形でテレビで公開した。遊び心も持ち合わせるアラカンオヤジだが、刺激の強さが石田の命取りになる可能性もある。【久我悟】

 [2009年9月30日9時54分

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