演歌歌手北山たけし(35)が13日、母校の福岡・柳川高校で特別同窓生として「スペシャル・アワード」を授与された。88年に入学も、1年生の終業式を終えると自主退学。子どものころからの夢だった歌手を目指して上京し、現在の師匠である北島三郎の門をたたいた。この時は「成人しても同じ気持ちだったら、もう1度来なさい」と門前払いされたが、その5年後。21歳の時にボストンバッグ1つ抱えて再上京した。

 20年ぶりに母校の土を踏んだ第一声は「懐かしい~。校舎も体育館もグラウンドもまったく変わっていない」。変わったのは、歌手になる夢を実現させたこと。この日、785人の在校生を前に、夢を持ち、実現のために努力を重ねる大切さを訴えた。「21歳で再上京した際に、10日間、師匠の家の門に座り込んで弟子入りを認めてもらった。皆さんも夢に向かってまっすぐに進んでください」。

 ミニライブの締めは、今年の勝負曲で10万枚ヒットの「剣山」。「望みがでかけりゃ

 苦労も多い

 今日の我慢が

 明日を呼ぶ」という歌詞に思いを込めながら声を張り上げた。年末の紅白歌合戦に4年連続出場中。「生徒の皆さんにも喜んでもらえるように精いっぱい頑張りたい」。20年ぶりに訪れた母校で5年連続出場を後輩たちに誓った。

 [2009年10月14日8時29分

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