女優黒木メイサ(21)が濃厚なラブシーンに挑む。9日、都内で主演舞台「飛龍伝

 2010ラストプリンセス」(来年2月3日初日、東京・新橋演舞場ほか)の制作発表に出席した。安保反対に燃える学生と鎮圧に全力を注ぐ機動隊の物語で、全共闘の委員長を演じる黒木が、機動隊員役の徳重聡(31)と禁断の恋に落ちる。6年ぶりに劇作家つかこうへい氏の演出を受け、徳重と何度も抱き合うなど、激しい愛を表現することになりそうだ。

 黒木は「つかさんのお芝居は、すべてをさらけ出して、人と人がぶつかり合う。女性の寂しさや弱さを体と心を使って演じたい」。徳重は黒木との初共演について「黒木さんのお尻にさわるシーンがある。女優さんのお尻に触るのは初めて。きれいな方とご一緒できるので、何としても恋とか愛を表現したい」と力を込めた。来年1月からのけいこで、むき出しの愛を熟成させる。ほか共演の東幹久、演歌歌手大江裕も出席した。

 [2009年12月10日8時13分

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