キングコング西野亮廣(45)が原作を手がけた「えんとつ町のプペル」の新作として全編、AIで製作した約3分の短編映画「CHIMNEY TOWN」が世界で初公開された。西野は「今日のは予告、紹介映像。長編にするか、どうかは、この後、飲み会があるというので、盛り上がったらいっちゃうかも知れない」と長編化の可能性を示唆した。
現在、新作アニメ映画「えんとつ町のプペル~約束の時計台~」が公開中だが、西野は「何か、想像というものが、人間に残された最後のサンクチュアリかと思ったら、AIの得意分野だったと思い知らされた」と、まず口にした。その上で「これ(『CHIMNEY TOWN』)ができてしまう時代に、どういうものを作るか、話さなければいけないと、この場をお借りした」と、登壇の経緯を説明した。
「CHIMNEY TOWN」は、えんとつ町で生きる紙芝居師と息子を描く。実写にしか見えない仕上がりで、プロデューサーのCoco Nitta氏は「面白いと思って参加した。プロフェッショナルなアニメを作ろうと思った。アニメなんですけど、AIで実写のごとく作った。元となる映画のイメージを、より実写に近づけた」と製作の経緯を明かした。森コウプロデューサーも「今日、見ていただいた通り、どれだけシネマチックに作れるかに挑戦した。強いディレクション。ビジョンが必要。人間が持っている強いビジョンがないと、これだけシネマチックなものは作れない」と説明し、西野を「天才」と評した。
西野は、代表取締役を務める「CHIMNEY TOWN」が共同プロデューサーとして参加した舞台作品「キャッツ~THE JELLICLE BALL~」が8日、米演劇界最高の栄誉とされるトニー賞の3部門で受賞したばかり。「自分たちは映画だけじゃなく、ミュージカルとかエンターテインメントを作っている。土地、思い出などを絡めないと淘汰(とうた)されるかなと」と口にした。その上で「明らかに人間の力がないと、できない。人間の想像が終わることはない」と力を込めた。



