市川海老蔵(32)が10役に挑む東京・新橋演舞場の初春花形歌舞伎「伊達の十役」(夜の部、1月2~26日)の扮装(ふんそう)写真が16日、公開された。

 仙台伊達家のお家騒動をもとにした作品で、7代目市川団十郎が1815年に初演した後に上演が途絶え、1979年に市川猿之助が復活した。海老蔵は仁木弾正、絹川与右衛門、赤松満祐、足利頼兼、土手の道哲、高尾太夫、腰元累、乳人政岡、荒獅子男之助、細川勝元の10役を演じるもので、扮装写真は篠山紀信氏が2日に分けて撮影した。

 海老蔵は「いつかは手掛けたいと思っていた。やる気は満ちあふれているけれど、すべてがゼロに近い状態。猿之助さんに指導いただいて1カ月を頑張りたい」。幼いころに猿之助の「伊達の十役」を見て、2年ほど前にやりたいと思ったという。「政岡1つとっても大変な役。自信はゼロ。並大抵のことではすまないと思ってます」。昼の部ではモナコ公演でも披露した歌舞伎十八番「春興鏡獅子」を踊る。

 [2009年12月17日9時28分

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