スピードワゴン小沢が小説家デビュー
お笑いコンビ、スピードワゴン小沢一敬(36)が作家デビューすることが9日、分かった。小説「でらつれ」(講談社)を26日に発売する。お笑い芸人からは、最近では劇団ひとりや麒麟の田村裕らが作品を発表したが、また1人、才能を開花させた。
子どものころから本が大好きだったという小沢は「すごい楽しかったです。書かせてもらえるなら、もっともっと書きたい」と目を輝かせた。中学卒業後からひたすら本を読みあさり、現在も時間のあるなしにかかわらず、何かしらの活字に目を通している。
35歳の時に執筆を開始。今作は、35歳を迎え人生の岐路に立った18人の恋愛模様を、斬新な視点から描いた連作短編集だ。中学卒業後に15歳で社会に出た小沢は、25歳で東京に進出しスピードワゴンを結成。「15、25歳で人生が変わってきたから、35歳でも何か変えたいと思った」。
相方の井戸田潤も冗談まじりに「特に最近、相方とはまともな会話ができない…。『もしもおれがお前の思ってる小沢じゃなかったら』『お前の前世はホームランボールだ』とか妄想したことをいつもしゃべっている」と話すほど、小沢は普段から妄想しているという。そのため、会話や飲み会の席で、ストーリーが自然と生まれてくる。
小沢は「読んでくれた人が思ったことが正解。内容も文量も、中学生でも手に取れるような本だから、みんなに読んでほしい。その時にはやってたから売れた、ではなく何年たっても読みたいと思われる本がいい」。酸いも「あま~い」もかみ分けてきた男が、本格的に文壇へ参戦する。27日には東京・紀伊国屋書店新宿南店で、28日には大阪・ブックファースト梅田店でサイン会を開催。
[2010年2月10日9時23分 紙面から]
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