「2010神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)が19日、東京・神宮球場や国立競技場などで開催された。

 シンガー・ソングライター植村花菜(27)が、心地よい夕風の吹く秩父宮ラグビー場の芝生の上で、亡き祖母との思い出をつづる9分52秒のヒット曲「トイレの神様」を優しく歌い上げた。「私って、超晴れ女なんです!!」。12日に和歌山県田辺市の花火大会(扇ケ浜の夕べ)でも「予報の台風を吹き飛ばしましたし」と笑った。この夜の雨の予報も簡単に覆し、神宮花火大会を成功に導いた。家族連れなどしんみりと聴き入る観客が多く、植村は「恋人や家族と、こんな幸せな時間が過ごせるって、当たり前やけど、奇跡なんやって感じてもらえたら、うれしいです」と問いかけていた。9月15日には、ギタリスト押尾コータローと競演した新バージョンの「トイレの神様」が収録された新アルバム「花菜

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 Things」を発売。植村の熱い夏はまだまだ終わらない。

 [2010年8月20日12時2分

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