韓国NO・1の女性アイドルグループ、少女時代がついにベールを脱いだ。25日、東京・有明コロシアムで、初来日の記念ライブを開催。計3回のライブに約2万2000人ものファンが集結し、日本での初パフォーマンスは大成功した。

 真っ暗なステージの床から、ポーズを決めた9人がせり上がる。ミニスカ姿の美しいプロポーションは、まるでマネキン人形のような完ぺきなシルエット。メンバーが踊り始めると、客席の9割を占める女子中高生らから、悲鳴と歓声が上がった。スヨン(20)は「コンニチハ、みんなに会うことを楽しみにしてましたヨ~」とあいさつし、9月8日発売の日本デビュー曲「Genie」など5曲を披露。最後に「自己紹介したのに、もう最後の曲です」と、韓国の人気音楽番組で9週連続1位の大記録を樹立したヒット曲「Gee」を歌い、あっという間に去っていった。

 東京・福生市の井上萌さん(高1)は「すべてが完ぺきで、感激して泣いちゃいました。もとは東方神起ファンで、そこからK-POPにハマった。ユーチューブを見て、友だちと情報交換して、お気に入りアーティストを探してます」と興奮した。

 約2年前から、東方神起やBIG

 BANGの男性グループで火がついたK-POPは、今年に入り来日経験のない女性グループにまで波及した。4Minute、KARAの日本デビューに続き、大本命の少女時代が来日。国内グループとは外見もファン層もまったく異なるアイドルとして、新ジャンルを確立している。

 [2010年8月26日12時32分

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