女優高島礼子(46)が「太田胃散」の新CMキャラクターになった。29日から「品質」編、来春から「効能」編が放送される。「品質」編は創業131年を迎えた老舗薬店「太田胃散」が舞台。お客さんがのれんをくぐると、優雅なお辞儀で出迎えた高島が「ケイヒ、ウイキョウ、ニクズク」と太田胃散の原材料である7種類の生薬を語る。最後は笑顔でポン!

 と胃をたたいて、おなじみの「ありがとう。いい薬です」のキャッチフレーズで締めくくる。

 太田胃散は昨年、創業130年という節目を迎えた。高島の清楚(せいそ)でさわやかなイメージと存在感が、創業131年の新たな船出となる太田胃散のイメージと一致したという。高島は「大変歴史のある商品ですので、責任の重さに身が引き締まる思いです」と話している。

 「太田胃散」CMは1965年にスタートし、初代キャラクターは前田武彦。CMで流れるショパン「前奏曲第七番イ長調」は放送開始直後から使われ、イ長調と「胃腸」をかけたという説もある。

 [2010年11月29日11時32分

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