AKB48の超大型新人として江崎グリコ「アイスの実」のCMでセンターに起用された江口愛実(16)は、前田敦子(19)大島優子(22)ら6人のパーツを組み合わせて作られたCG合成だったことが明らかになった。20日に日付が変わってオープンしたサイト(http://www.icenomi.com)で、愛実の誕生までのメーキング映像が公開された。

 12・5期生という謎の新人は、前田の目、大島の髪、渡辺麻友の眉、板野友美の鼻、篠田麻里子の口、高橋みなみの輪郭をそれぞれ組み合わせている。CMでの声は、AKB48研究生で12期の佐々木優佳里(15)が担当した。

 CMの内容が明らかになった後、一部メンバーがブログに「うわさの人が完成したんだねっ」と書き込んだことから、CGではという臆測が広がった。その後、ブログは別の文章に変わったが、実体は分からないままだった。関係者は今回の騒動について「想定外でした」。問い合わせ件数は具体的には分からないとしたが「相当数あったのではないか」と話した。オープンしたサイトの「推し面メーカー」コーナーでは、AKB48のメンバーのパーツを組み合わせて好きな顔を作ることができる。