漫才コンビおぼん・こぼんのこぼん(62)の次女、泉水(いずみ)いづみ(28)がCDソロデビューすることが13日、分かった。デビュー曲「お父さん、がんばらないで。」(マイソング)を8月下旬に発売。ソロ歌手として活動する。

 笑った時の目元は父こぼんにそっくりだ。泉水は「父親とは違うフィールドだけど、いずれは父を超えたい」と決意を語った。

 00年に泉水はおぼんの長女ちひろと漫才コンビ「くれよん」を結成したが、2年で解散。幼少時から親の背中を追い、舞台度胸も良かった。しかし「『親の七光』と言われることもあって、悔しい思いがあった」と告白。4歳から8年習ったピアノを生かし、歌手を目指すようになった。07年9月には、女性ディオむすめ組で「浅草は心の故郷」を発売した。

 デビュー曲「お父さん-」は、会社をリストラされた父が、公園で1日を過ごしている姿を娘が見てしまうという11分30秒の切ない物語のバラード。作曲もした泉水は「芸人(父)も常にリスクを背負っており、曲と重なる部分がある。特に女性に聞いてもらいたい」とアピール。作詞を手掛けた松本一起氏は「震災以降、家族の絆が強まりつつある。この曲を聞いてもう1度『父と娘の関係』について考えてもらえれば」と訴えた。

 身長157センチの泉水は、160センチの父こぼんとの身長差は3センチ。泉水は言う。「この年になって父の大きさ(偉大さ)が分かるようになった。身長は小さいけど、私にとっては“世界一のお父さん”です。まずは、育ててくれた父に感謝の意味も込めて歌声を披露したい」。家族の絆を確認する曲として注目されそうだ。同曲は17日からレコチョクなどの主要配信サイトで先行配信される。【峯岸佑樹】