ジャニーズ事務所の滝沢秀明(29)が主演する新春恒例舞台「新春

 滝沢革命」(東京・帝国劇場、来年1月1日初日)の制作発表が3日、都内のホテルで行われた。

 先月末、同舞台の作・構成・演出を行うジャニー喜多川氏(79)が2012年版ギネスブックに、最も多くの「コンサート」と「NO・1シングル」をプロデュースした人物として2部門で認定された。同氏が手掛けるエンターテインメントが、今まで以上に世界のショービジネスから注目される。既に同氏のもとには祝電とともに、仕事の相談も舞い込んでおり、時期は未定だが、ニューヨークやラスベガス進出を視野に入れているという。

 滝沢もそれを意識し、「細部はこれからですが、日本をテーマに海外の方をも意識した演出になると思う」と語った。さらに第2幕で兄弟愛や友情を約15分の音だけで表現する組曲を、滝沢自ら作曲する。これも「言葉の壁」を意識した挑戦となる。

 同舞台は4年連続で、フライングや大量の水の演出で圧倒する。その主演者として将来、ギネスも狙えそうだが、「そう簡単に取れるものではないです。ただ、ジャニーさんが世界の壁を開けてくれたので、世界に発信していきたい」と話した。共演は戸塚祥太、中山優馬らで、錦織一清と紫吹淳が特別出演する。