放送作家の高田文夫氏(63)が、“平成のスーダラ節”を作詞したことが23日、分かった。来年1月25日にリリースされる「日本列島やり直し音頭」で、2011年にいろいろあったけど、12年は元気にやり直そうよというメッセージソングだ。作曲は、「およげ!たいやきくん」の佐瀬寿一氏(62)で、編曲は、氷川きよしの曲などを手がけてきた伊戸のりお氏(54)が担当。歌うのは、デビュー25年の演歌歌手西方裕之(50)だ。計229歳の4人が、おやじの力を結集する。

 作詞した高田氏は同曲を「自粛、自粛だったけど、12年はユーモア持って、朗らかにやり直そうよという歌」と説明した。

 「日本も私もいろいろあって、今年はさまざまやり直し」「女房と私もゴタゴタあって、明日から朝晩やり直し」「世界も私もしくじりあって、この先あれこれやり直し」

 歌う西方は「重くなるところをサラッと軽いタッチで。すごい歌」と言う。

 高田氏と西方のトークも漫才のように軽妙だった。今年は「男なら~平成節~」が有線演歌年間リクエスト1位の西方だが、高田氏は容赦なく突っ込んだ。

 高田

 西方は坂本冬美と同期ですよ。どれほど売れてなかったか。今何歳?

 西方

 デビュー25年。今年50歳になりました。

 高田

 苦節25年。50歳でやり直しだ!

 来年は(西方売り込みの)5カ年計画の6年目(笑い)。

 西方

 僕はまず歌詞を覚えないと。

 高田

 しっかりしろ。早く化けてくれよ!