男性とのプライベート写真が発覚してAKB48の活動を辞退した平嶋夏海(19)と米沢瑠美(20)が4日、都内で行われたAKB48のシングル「風は吹いている」の全国握手会で、涙ながらに約1万5000人のファンに謝罪した。

 先にあいさつに立った米沢は「どうお話ししたらいいか」と複雑な心中をのぞかせながら、謝罪と感謝の言葉を繰り返した。今回の事態に端を発し、ネット上でメンバーや姉妹グループの名がうわさに上がっていることには「他のメンバーは全く関係ありません」と切実に訴えた。

 05年からの初期メンバーの平嶋は事態が発覚した当日を振り返った。「寒い中(お母さんは)外で私の帰りを待っていてくれた。でも、帰ったらリビングの(AKB48で活動した)私の写真が全部なかった」「自分の行動を恥じ、失ったものの大きさを改めて実感させられます」と後悔をにじませた。

 東京・秋葉原のAKB48劇場の支配人、戸賀崎智信氏も複雑な思いで2人を見守った。2人が退いた後、「ちゃんと卒業式をやらせてあげたかった。みなさんが2人のコメントを静かに聞いて下さったことが、2人が頑張ってきたことの財産だと思います。これからも2人のことをよろしくお願いします」と話し、シャツの袖で涙をぬぐった。

 戸賀崎氏の言葉通り、ファンから2人への罵声はなく、温かい拍手と声援が送られた。2人は5日に行われるシングル「上からマリコ」の握手会参加を最後にAKB48としての活動に終止符を打つ。