女優杉本彩(43)が30日、東京・六本木のグランドハイアットで挙式披露宴を行い、会見した。昨年4月に所属事務所副社長の西野禎秀氏(42)と再婚したが、杉本は披露宴に興味がなかったという。夫に1年がかりで説得され、この日に至ったという。「披露宴は、彼のため。私はドレスを着ることもライトを浴びることも慣れてます。彼も人生で1度ぐらい光に当たってもいいのかなって」と話し、夫は「初めて意見が通った」と満足げに話した。

 純白のウエディングドレスはスペイン高級ブランドのプロノビアス製。あらわな左肩と、左乳房がこぼれ落ちそうなデザインは、肉食系といわれる面目躍如のセクシーさ。「花嫁の割には露出してるでしょ」と笑った。

 報道陣から誓いのキスの撮影を求められると、右、左、中央と方向を変えてそれぞれ10秒ほど、濃厚に唇を重ね合わせるサービスぶりだった。

 宝飾品はフランス高級ブランド、ブシュロンでほぼ統一し、最高額は夫のダイヤのブローチで1512万円。杉本も1218万円のダイヤのリングで着飾り、合わせて約3800万円にも上ったという。

 場内で流す音楽は、ラテンをこよなく愛する杉本が選んだ。また1カ月前から練習したという“誓いのダンス”も披露した。

 結婚生活も充実しているようで「結婚しても(夫は)番犬の役をやってくれてます」。夫も「愛とユーモアと情熱と官能と、ですね」とのろけた。【三須一紀】