お笑いコンビ、次長課長の河本準一(37)の母親が生活保護を受けていると、一部で報じられていた件で16日、所属事務所は「不正受給のそしりを受ける違法行為は存在しない」との見解を発表した。きょう17日発売の週刊誌3誌が実名報道することもあり、事務所側が対応した。先月、一部で「高年収人気芸人の母に生活保護不正受給疑惑がある」と匿名で報じられたのを皮切りに、今月初め、自民党の片山さつき議員が河本の名をブログで記述したこともあり、ネット上などで話題になっていた。この件についてのこれまでの報道経過は次の通り。<次長課長河本の母・生活保護問題報道経過>

 ▼4月12日

 「女性セブン」が「超人気芸人『母に生活保護』仰天の言い分」という匿名記事を報じる

 ▼同19日

 一部ネットメディアが「女性セブン」の記事で書かれた芸人は河本準一だと実名で断定(同記事は後に削除)

 ▼5月2日

 片山さつき議員がブログで河本の実名を書き、不正受給疑惑について厚労省担当課長に調査を依頼したと明かす

 ▼同10日

 世耕弘成議員がツイッターで「次長課長の件で厚労省から事情聴取しました」と書く

 ▼同16日

 よしもとクリエイティブ・エージェンシーが同問題に関する見解を発表

 ▼同17日

 「女性セブン」など週刊誌3誌が実名で同問題を報道