お笑いコンビ次長課長の河本準一(37)が25日、東京・新宿の吉本興業本社で会見し、母親(65)が生活保護を受給していたことを明らかにした。受給は約15年前からで、今年4月まで続いたという。自分が一定の収入を得るようになってからも、母親が受給を続けていたことに道義的に認識が甘かったと目を潤ませながら謝罪。一定期間分の受給金を返還する意向を明かした。

 河本の母親はこの日、フジテレビの取材に応じた。不正受給疑惑について聞かれると「そういう事実はない。悪いことは何もしていない」と話した。また河本は現在、テレビ4本、ラジオ1本のレギュラー番組を抱えているが、所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーによると、仕事に支障は生じていないという。