K-POPのNO・1ソロアーティスト、キム・ヒョンジュン(26)が、8月10日に開催される「東日本大震災復興チャリティー2012神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)に出演することが2日、決定した。秩父宮ラグビー場のステージに登場する。明日4日発売のセカンドシングル「HEAT」を引っさげ、花火にも負けない熱いパフォーマンスを見せてくれそうだ。ヒョンジュンはこの日、羽田空港着の航空機で来日した。

 「キャーッ!!」。空港到着ロビーに声援がとどろいた。午後2時10分、ヒョンジュンが姿を見せるや、約400人の興奮がマックスに達した。「こっち向いて~」「サラヘヨ(愛しています~)」。気持ちを伝える一心で飛び交うファンの声とアクションを受け、ヒョンジュンは柔らかな笑みを浮かべた。そして、何度も手を振り、頭を下げた。

 この1カ月で3回目の来日だが、ヒョンジュンが立ち去った後も、しばらくファンの拍手が鳴りやまなかった。その笑顔が、ファンには最高のプレゼントとなったようだ。だが、ヒョンジュンはもう1つ大きなプレゼントを用意していた。神宮外苑花火大会への初出演だ。立つステージは、1日に出演が決定したSKE48と同じ秩父宮ラグビー場。ヒョンジュンは日本の花火大会を見ることも初めてで、「遠くで上がる花火を部屋で見たことはあるけど、あれを間近で見られるなんて最高ですね」と今から楽しみにしている。

 ヒョンジュンは、1月25日にデビューシングル「KISS

 KISS/Lucky

 Guy」をリリースした。15万枚を売り上げる大ヒットを記録し、韓国ソロアーティストとしてトップの人気を誇る。明日4日に発売の「HEAT」は、B’zが手掛けた楽曲として話題を呼んでいる。B’zファンを公言するヒョンジュンのオファーに応え、稲葉浩志(47)が作詞、松本孝弘(51)が作曲を担当。アップテンポな夏らしいナンバーで、「HEAT」のタイトル通り、ヒョンジュンも秩父宮ラグビー場を熱くしてくれそうだ。