俳優大鶴義丹(44)が29日、一般女性(43)との結婚を発表した。今月22日に婚姻届を提出したことを、所属事務所がマスコミ各社にファクスで報告した。大鶴は再婚、女性は初婚という。大鶴は現在、仕事で東南アジアに滞在しているため、帰国後12月上旬に会見を開く。

 所属事務所によると、相手の女性は高校時代からの友人で、活発なキャリアウーマンだという。交際は今年5月からスタートしたばかりのスピード婚だ。既に都内で同居している。女性は妊娠していない。

 大鶴は95年に歌手マルシア(43)と結婚後、長女をもうけた。しかし、03年12月、マルシアが自宅で大鶴の浮気現場を目撃したことを明かし、騒動に発展。翌年04年に離婚した。騒動の最中、大鶴が「マーちゃん、ごめんね」とマルシアに呼び掛けた会見が当時話題になった。

 大鶴は、大学在学中にすばる文学賞新人賞を受賞したり、監督として映画を撮るなど20代のころから多才で、料理やワイン、バイクなど趣味も幅広く、モテモテぶりを発揮。離婚後も、交際していた女優松葉れいな(31)とは再婚も視野に入れていたが、ゴールインには至らなかった。

 中学生の長女が思春期にさしかかっていることに配慮してか、最近は再婚について「慎重にゆっくり」などと話していたが、交際半年でのスピード婚。会見では、結婚の決め手や、相手女性の魅力などについての質問を受けそうだ。

 ◆大鶴義丹(おおつる・ぎたん)本名・大■義丹。1968年(昭43)4月24日、東京都生まれ。父は唐十郎、母は女優李麗仙。84年NHKドラマ「安寿子の靴」でデビュー。「君の瞳に恋してる!」「逢いたい時にあなたはいない…」などのドラマで人気に。日大芸術学部文芸学科在学中の90年、作家として「スプラッシュ」ですばる文学賞を受賞した。95年映画「となりのボブ・マーリィ」で監督デビュー。95年に歌手マルシアと結婚して1女をもうけたが、04年に離婚。※■は、あめかんむりに鶴