テレビ朝日の開局55周年記者会見が22日、東京・六本木の同局で行われ、女性アナウンサー4人がコスプレで55周年応援隊を結成した。同局マスコットにちなんだユニット名で「ゴーちゃん。ガールズ」。森葉子(26)青山愛(24)宇佐美佑果(24)久冨慶子(24)の若手、新人アナで結成され、網タイツにミニスカートの戦隊風コスプレ衣装で登場した。

 昨年末、NHK紅白歌合戦に初出場した5人組アイドル、ももいろクローバーZとよく似た衣装コンセプトで、新人久冨アナは「打倒ももクロを目指して頑張ります!」と意気込んだ。久冨アナは初めて網タイツをはいたと言い、「意外とはき心地がいい」と気に入った様子だった。新人宇佐美アナは「こういうお仕事をするとはアンビリーバボー。あらためてアナウンサーの仕事は奥が深いんだなと思いました」と感想を述べた。

 テレビ朝日系「報道ステーション」で天気コーナーを務める青山アナは「昨夜からアイドルのプロモーションビデオを見て研究してきました。この姿で(報道ステーションに)出演していいですか?」と乗り気だった。

 コスプレ姿の女性アナたちが立つ壇上に並んだ同局早河洋社長は恥ずかしそうな表情を浮かべたが、思い切った構想を打ち立てた。「お金がないんで、自前でこういうことをやろうと思ったんだろう。でも、やったからにはCDを出して、事業収入で貢献してほしい」。トップの発言に「ゴーちゃん。ガールズ」は驚きの表情だった。

 2月1日から来年3月31日まで開局55周年期間となる。早河社長は「昨年、プライム1位の快挙を成し遂げた。しかし、チャレンジャー精神を忘れたら、あっという間に定位置に戻ってしまう。これをベースにさらなる高みを目指したい」と気を引き締めていた。