昨年、洗脳騒動と家賃滞納問題を起こして芸能活動休止中のお笑いコンビ、オセロの中島知子(41)の復帰が厳しい状態だと、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜午後2時)が報じた。中島と親交の深い出版社社長のもとに5日、中島を名乗る女性から電話があり、騒動当時に同居していた自称霊能者の女性に「今すぐ会いたい」などと訴えたという。

 同社長は、中島を名乗る女性を「100%、本人で間違いない」とした上で、女性が一連の騒動について「悪いのは私。被害者は彼女(自称霊能者の女性)。何も言わないで全部背負ってくれた。会って尽くすのが人として正しい道」と話したと証言。また、「歌手デビューさせたいので力を貸してほしい」とも要求されて断ると、「彼女を救うためなら自分がテレビに出て本当のことをしゃべりたい」と言ったとも証言した。

 中島は昨年2月末、自称霊能者と同居していたマンションを離れた後、認知科学者の苫米地英人氏から「脱洗脳カウンセリング」を受けてきた。ただ、同社長は「(自称霊能者に)心酔してるとかでなく恋愛に近い好きという感じ。復帰はまったく無理」と、その効果がなく復帰は難しいとの考えを示したという。

 一方、中島が所属する松竹芸能の関係者は「細かいことまで把握してませんが、初めて聞いた話」と困惑しながら話した。