デビュー50周年を迎える演歌歌手大月みやこ(66)が27日、京都・由岐神社で新曲「女のかがり火」のヒット祈願と歌唱奉納を行った。神社は牛若丸(源義経)やてんぐ伝説で知られる鞍馬(くらま)にあり、新曲歌詞に登場する「鞍馬の火祭」でも有名。ヒット祈願後に豊臣秀頼に再建され国の重要文化財に指定されている拝殿で歌の奉納も行った。拝殿での歌の奉納は1607年(慶長12)の再建後初という。大月は「由緒ある場所で歌わせていただき責任を感じます。『かがり火』はチロチロと燃えていても芯があって消えない。別れがあっても夢は捨てない女の心情と重なります」。50周年は「まだまだ通過点。心の中のもう1人の私が『もうダメね』と言うまで頑張ります」。