嵐の松本潤(29)がNHKドラマに初主演することが14日、分かった。NHK特集ドラマ「はじまりの歌」(9月23日放送)に主演する。嵐が昨年のNHK紅白歌合戦で歌った曲「ふるさと」を題材にした作品。仕事で故郷に帰った主人公のフリーカメラマンが、合唱コンクール出場を目指す小学生や幼なじみ、家族と触れ合い、人生の夢を取り戻す姿を描く。

 「ふるさと」は10年の紅白歌合戦のために書き下ろされた曲。作詞は放送作家の小山薫堂氏で、自分を育ててくれる人たちや自然を尊ぶ気持ちが湧いてくるようなバラードだ。

 10年と11年の紅白で白組司会だった嵐が出場歌手と合唱した。今年のNHK全国学校音楽コンクール「小学校の部」課題曲でもある。また、嵐が11年から東京ドームなどで開催しているイベント「嵐のワクワク学校」の「校歌」としてメンバーが観客と合唱している。

 ドラマでは、松本演じる主人公がピアノ伴奏をする場面もある。松本は「作品を通して、力を合わせて歌う合唱の楽しさ、歌の力を感じていただけるように頑張ります」。共演は栄倉奈々、戸田菜穂、由紀さおり。