覚せい剤取締法違反(所持、使用)などの罪で起訴されたASKA(本名・宮崎重明)被告(56)は1日、保釈されなかった。

 弁護人が6月30日、東京地裁に保釈請求。この日保釈可能性があったため、勾留先の警視庁湾岸署に報道陣が集まり騒然。同罪で起訴され湾岸署に勾留された酒井法子が09年に保釈された時を思わせるように、一時150人超となった。今日2日にも保釈される可能性がある。高額保釈金を支払い、元アナウンサーの夫人(59)が身元引受人になる見込み。関係者によると、同被告は保釈後の会見に難色を示している。

 5月17日から計3回警視庁に逮捕され、東京地検からは、覚せい剤と合成麻薬MDMAを所持したなどとして2回起訴。初公判期日は未定。知人栩内(とちない)香澄美被告(37)も覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴されている。