演歌歌手氷川きよし(37)が、暴行騒動について、あらためて反省、謝罪した。10月31日、都内で、最新アルバム「氷川きよし

 演歌コレクション」(今月19日発売)のリリースを記念した取材会を開催した。

 取材陣らに向かって「お騒がせしてしまいました。心からおわび申し上げます」と頭を下げた。「自分のまいた種だから、また1つ成長するための試練だと思います。デビューから15年。慢心していたところもあると思います」と反省。ファンからの声に励まされたとも言い「つらい思いもしましたけど、ずっと見てくれている人たちは分かってくれているんだなって、感謝しました」と話した。

 今後については「日々感謝して、1人1人の方を大切にできる人に成長したい。歌で伝えていくことが一番大切だと思います。この命ある限り歌っていきたい」と力を込めた。

 警視庁は、氷川が今年4月に都内や岡山市内で元マネジャーの20代男性の頭を平手で殴るなどしたとして、8月に捜査結果を東京地検に書類送付した。既に示談は成立しており、東京地検は先月24日、氷川を不起訴処分にしている。男性も氷川の所属事務所への恐喝未遂容疑で書類送付されたが、同日不起訴とされた。