ダウンタウン松本人志(47)が18日夜、東京・丸の内ピカデリーで、3作目監督映画「さや侍」上映後、観客からの質問に直接答えるティーチインを実施し、映画の話のほかお笑い論や相方浜田雅功(48)にまで及んだ。

 ツッコミ浜田の存在について聞かれた松本は「浜田というかツッコミって『警察』だと思う。平和なら本当は、警察っていないほうがいいんです。みんなの笑いのレベルが高ければツッコミなんていらない。でもツッコミがないと『笑いどころ』が分からないという現実があって、そこのジレンマ、複雑な思いがすごくある。ダウンタウンは浜田がいないと売れなかったというのも事実で、難しいところ」と語った。

 また、映画ロケと数々の仕事が重なった昨年末の多忙さに触れる中で「生まれ変わったら『笑う側』に回りたい」と告白。泣けたというファンに対しては「でも何年かしたらおっそろしいブラックなヤツを撮りますけど(笑い)」と予告した。