KinKi

 Kidsがライバル同士のF1レーサー役で、2人そろって映画声優に初挑戦することが23日、分かった。米映画「ラッシュ/プライドと友情」(ロン・ハワード監督、来年2月7日公開)で、F1黄金時代の76年を舞台に、2人の天才レーサーの熱い戦いとライバル関係を超えた絆を描く作品。堂本光一(34)は直感型のテクニックを誇り、奔放な性格で誰からも愛された当時マクラーレン所属の天才レーサー、ジェームス・ハント役。堂本剛(34)は隙のないレース運びでメカにも精通し、冷静な判断力を兼ね備えた当時フェラーリ所属の秀才レーサー、ニキ・ラウダ役に起用された。

 配給のギャガは2人について「20年にわたるパートナーであると同時に、ライバルでもあるKinKi

 Kidsならではの絆を作品に投影させてほしい」と期待している。

 光一は雑誌などで連載を持つなど熱烈なF1ファンとして知られる。「命を懸けてレースをする者だからこそ感じる人生をF1の大ファンとして、恥じることのないよう自分の声で表現したいと思っています」。剛は「常にトップを走る2人が魅せるヒューマンドラマにとても感動いたしました。素晴らしい2人の世界観にご一緒させていただけるのは大変光栄です」と意気込んでいる。