全国の自治体、企業のキャラクターの頂点を決める「ゆるキャラグランプリ2016in笑顔のえひめ」の最終結果が6日、松山市の城山公園で行われ、しんじょう君(高知・須崎市)が優勝した。

 しんじょう君は、10月24日までのインターネット投票では2位だったが、5、6日のイベント来場者による投票で挽回。434万5960票を獲得し、ネット投票1位だったはにぽん(埼玉・本庄市)の434万1662票を、わずか4298票上回った。

 この日も、全国からファンが駆けつけると、中にはお手製のTシャツを着た私設応援団の姿もあった。須崎市の40代女性は「ツイッターなどで知り合った人と、共同制作しました。ハッシュタグで『#しんじょう君愛しかない』というの作ってやりとりしたら、市の人も気付いてくれて。それが励みになりました」と、大好きなキャラクターの優勝に興奮していた。

 また、楠瀬耕作須崎市長も「全国の方に応援していただいた。お礼の企画も考えます」と話すと、「おめでとうございます」と声を掛けてきたファンたちと握手を繰り返していた。