20年東京五輪・パラリンピック後の東京のあり方を、若い世代で考える「東京ビジョン懇談会(略称・ビジョ懇)」の第1回会合が30日、都庁で開かれ、歌手高橋みなみ(25)俳優伊勢谷友介(40)ら各界の代表15人が、小池百合子都知事と意見交換した。

 小池氏は「25年には、東京でさえ人口がピークになるとの予測もある。次世代に『こんな東京であってほしい』と語ってもらう場を設けたかった」。高橋は「東京大会は3年後で、あっという間に(未来は)来る。私の目線では、東京はエンターテインメント発信の場でありたい」と述べた。伊勢谷や「高校生内閣」が独自のプレゼンを披露。小池氏は「今後も新しい発想を披露してほしい」と期待を示した。