新助っ人はレアード級!? オリックス新外国人のブレント・モレル内野手(28=アスレチックス3A)に、他球団007が警戒警報だ。春季宮崎キャンプの4日、パ・リーグで初めて西武が視察。「3・25」開幕戦の相手でもあり、福島孝二スコアラーは新戦力を重点チェック。その中でモレルに熱視線を送った。

 「変な癖がないし、ポイントが合うと大きい当たりを打つね。日本ハムのレアードみたい。右打ちをやっているのも、しっかりと考えながらやっていると感じる」。昨季リーグ3位の34本塁打を放った、同じ右打ちの三塁手に例えた。

 そのモレルはフリー打撃で少しずつ実力を発揮。持ち味の広角打法に加え、アーチ数も初日に比べて増えてきた。第1クールを終えて「体の調子もどんどんよくなっている。日々のやることにも慣れてきた」。オリックスの雰囲気には好印象を抱いているようだ。

 「練習方法は少し違うけど、日本の選手はすごく熱意を持ってプレーしているし、野球を楽しんでるね」。実戦の登場は未定だが、今月下旬になりそう。レアードのような力強い打撃が見られるのか、楽しみになってきた。【大池和幸】