ヤクルト成瀬善久投手(30)が8日、浦添キャンプ第2クール3日目に打撃投手を務めた。バレンティンと山田に対して42球を投げ、23スイングで安打性は5本に抑えた。見逃しストライクが6球、打ち損ねのファウル11球と内容のある投球だった。

 成瀬は充実した表情を見せた。「いい形で来ている。肩の状態はいいし、腕が振れている。バッティングピッチャーだけどホームランバッターと対戦できてよかった。いい緊張感の中で投げられたし、自信になった」と手応えを得た。14日に浦添で行われる韓国・KIAとの練習試合で登板する予定だ。