ヤクルト山田哲人内野手(24)が出場選手登録を抹消される可能性が9日、浮上した。

 中日19回戦(ナゴヤドーム)に「3番・二塁」でスタメン出場したが、2回守備で途中交代。7月30日の巨人戦(東京ドーム)で、死球を受けた左背中の痛みが悪化した。試合中に名古屋市内の病院に直行。CT検査の結果、問題はなかったが、今日10日にMRI検査で患部の状態を再確認する。真中監督は「明日の出場はまだ分からない」と話した。試合前練習の段階で違和感を感じていた。打撃練習を途中で切り上げ、そのまま三塁側ベンチに退いた。山田は「全力でプレーできないと思った」。フルイニング出場は、316試合で途切れた。84打点でリーグトップを走り、打率3割2分9厘、33本塁打でリーグ2位につける昨季のトリプルスリー男。川端、畠山、雄平ら故障で離脱中のチームにとって、痛々しいニュースとなった。