阪神は今季初の5連勝で、4位に浮上した。
金本知憲監督は「いまさらですけど、こういう戦いがもっと早い時期にできていたらムードも違っていたかもしれない」と苦笑い。
度胸満点の投球でセットアッパーとしての適性を示した岩崎については「すごいボールを投げとったね。これは、ちょっと…。来年、決めたかなと。素晴らしくなかった? これが連投になったり、今日1日だけでは判断しにくいけど、先発の時には投げていない球を1イニングだと投げられる」。
ルーキー青柳には「今年最後の登板で来季に向けて、僕はいいほうにできたんじゃないかと思います」と期待をつないだ。
その他の一問一答は以下の通り。
─8回に荒木らの4連打で決めた
金本監督 本当に荒木を残しておいて良かったな。
─スタメンは新人4人
金本監督 あ、そうですか。いま知りました。それで勝てたのは良かったと思います。青柳に勝ちがつけば、最高だった。勝たせてやりたかった。
─高山が球団の新人最多安打記録で並んだ
金本監督 そこは抜くと思ったので特にないです。
─4打点すべて若手だ
金本監督 荒木もいいところで打ってくれるようになった。高山にしてもそうですし、すごくいい経験をしている。若い選手のタイムリーで勝ててうれしい。もっと早くこういう戦いができていればまたムードも違ったんだけど…。ボクが悪い。
─残り2試合
金本監督 今年、甲子園で勝っていない。完全に消化試合ですけど、こうやって来てくれるお客さんのためにも本当にいい試合をしたい。できれば勝ちたい。