阪神中谷が巨人戦で自身プロ初のサヨナラ打を放った。チームにとっても今季初のサヨナラ勝ちで、今季初4連勝。巨人と入れ替わって3位に浮上した。

 金本知憲監督の一問一答は以下の通り。

 -今季初のサヨナラ勝ち

 いや最後は、リリーフ、相手投手がいいので、難しいかなと思ったんですけど。本当に最後、選手を信じたといいますかね。僕も弱気になってはダメだと。本当に僕自身が、絶対打ってくれるという気持ちでいたので。中谷がよく応えてくれました。

 -中谷が今季出場4試合目でサヨナラ打

 よくあそこで、あの場面で打ったことに価値があると思います。

 -高代三塁コーチがよく回した

 ちょっと暴走気味かなとも思ったんですけど。本当に、さすが長年の経験といいますか、何か空気を感じたんじゃないですかね。

 -9回の好機で福留の代打起用を考えたのか

 延長を想定していましたし。9番のところでもう1回、回ります。状況に応じて、こっちはジョーカーとしてね。福留をちょっとためていました。あの場面では代打はなかったですね。

 -巨人戦に連勝

 うれしいですし、できれば、小野に勝ちをつけてやりたかったんですけど、勝ったことを素直に喜びたいですね。

 -小野は中盤以降、立て直した

 最初、ストレート1本を狙われていかれたんですけど、途中からカーブをうまく有効に使ってね。

 -2年目で成長の跡も

 そうですね。一気に序盤で崩れないのが良かった。今日は小野が試合を壊さずに耐えてくれたのが大きかったと思います。

 -江越も好打だ

 江越は1本、どこかで点に絡んでくれればOKと思っているので。

 -27日が交流戦前のラストゲーム。先発は才木

 打たれることを怖がらず、若さを出して、いけるところまで飛ばしていってほしいですね。

 -下位打線で得点

 金本監督 江越さんのが大きかったわねえ。最近、俺、江越さんって言っているから(笑い)。今日は全部の得点が大きかった。