19年版ロッテが本拠地連敗を14で止め、スタートダッシュを決める。ロッテ井口監督は28日、開幕前日の練習に臨み「石垣キャンプから選手も個々に開幕戦に合わせてこれまで調整してくれた。明日の開幕が楽しみです。別にそこは明日がシーズンのスタートなんで。(本拠地)何連敗だとかは気にしていない」と言い切った。

自信を持てる理由がある。昨季のチーム本塁打数は12球団ワーストの78本だったが、メジャー通算35本のケニス・バルガス内野手(28=ツインズ3A)、16年本塁打王のブランドン・レアード内野手(31=日本ハム)が加入。外野には既存フェンスから最大4メートル前にせり出すホームランラグーンも設置され本塁打増に期待がかかる。

「昨年はなかなか打線も苦しかった。今日もミーティングをして攻める気持ちを持ってファーストストライクから振っていこうと話した。ちょうどオープン戦も最後打線としても上がり気味で終わったのでいいスタートが切れたら」。ゴールデンルーキーの藤原も加わった。今年のロッテはひと味違う。【久永壮真】