<SMBC日本シリーズ2014:ソフトバンク5-1阪神>◇第3戦◇28日◇ヤフオクドーム

 阪神藤浪晋太郎投手(20)が7安打3失点で6回途中で降板した。

 1回1死二塁。3番内川にセンターオーバーの二塁打を打たれ、先制点を許した。さらに4回1死二塁。9番細川へのフルカウントからの7球目だった。変化球で空振りを奪ったが、ボールはホームベース手前で大きく跳ねた。鶴岡が後ろにそらしている間に、二塁走者吉村が一気にかえり2点目を失った。

 「5回までは悪いなりにもある程度は粘れたとは思いますが、6回までは投げきらないといけなかったです」。6回2死二塁としたところで、高宮にスイッチした。

 勝てば球団の日本シリーズ最年少勝ち投手の記録更新もかなわなかった。