第2試合でチャンピオン・カーニバルAブロック公式戦が行われ、黒潮TOKYOジャパンがイケメンスラッシュ(変形トラースキック)で大森北斗を下して2勝目を挙げた。

大森が馬のマスクをかぶり、さらにもう1人の馬マスク男を引き連れてリングイン。黒潮はどちらが本当の大森か分からず、最初は戸惑った。だが大森がマスクを脱ぎ捨て「お前なんか俺1人で勝てるんだよ」とまともに勝負にいくと、黒潮がジャケットパンチなどで試合を優位にすすめた。

終盤、黒潮は大森から馬マスクをかぶせられ、ジャケットの腕の部分を絡ませられると十分な身動きが取れず苦戦。それでも黒潮はピンチを脱すると大森に再度、馬マスクをかぶせてコーナーにたたきつけ、イケメンスラッシュを見舞って3カウントを奪った。

「何もかもウザい」とバックステージに戻ってきた黒潮は「勝つことは分かってたけど、あの馬。ん? ウマ?」と何かを思い出した様子。20日の浜松大会で大事なジャケットを奪われた青柳優馬をののしり始めた。「ウマ! 青柳優馬! てめえ。今はチャンカンに集中するけど、チャンカンが終わったら、おい、ウマ! 青柳ゆ、ウマ! てめえをまずぶっつぶしてやるよ。後楽園(5月6日)しかねえだろ。でけえとこでてめえをぶっつぶしてやるよ。俺の生まれた東京でな。覚えとけよ!」と叫んでいた。