米俳優マコーレー・カルキン(38)が、子役として出演した大ヒット映画「ホーム・アローン」(90年)をディズニーがリメイクすることを発表したのを受けて、主演に意欲を見せている。

ディズニーは6日、今年11月からスタートする新動画配信サービス「ディズニー+」で、「ホーム・アローン」や「ナイト ミュージアム」(06年)などヒット映画のリブート版を製作して配信することを発表。これに対し、主人公の少年を演じて一躍国民的スターとなったカルキンは、ツイッターに「これが最新版ホーム・アローンの今の姿」と題してタンクトップからはみ出したお腹が見えるだらしない恰好でパソコンを膝にのせて夕食を食べる自らの写真を投稿し、「ハイ、ディズニー、電話してね」と呼び掛けた。現時点で、リブート版のキャストや映画になるのかシリーズドラマ化されるのかなど詳細は明らかにされていない。

「ホーム・アローン」は、クリスマスの家族旅行で誤って家に取り残されてしまった少年が空き巣に入った2人組の強盗から家を守ろうと奮闘する姿を描き、全世界で4億7600万ドルを超える興行収入を記録。その後92年には続編「ホーム・アローン2」も公開され、97年に製作された「ホーム・アローン3」からは主演を変えてシリーズ5作目まで製作されている。幼くして巨額の富を得たカルキンは両親とのギャラを巡るトラブルなどから一度は俳優を引退したものの、「パーティー・モンスター」(03年)で俳優復帰。しかし、近年はヘロイン中毒で死亡説が取りざたされるなど、俳優業はほぼ引退状態にあると言われている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)