英王室のウィリアム皇太子(41)とキャサリン皇太子妃(42)の次男ルイ王子が23日に6歳の誕生日を迎え、最新のポートレートが公開された。

米ピープル誌によると、チェックのシャツを着た王子が芝生に敷かれたブランケットの上で腹ばいになってカメラを見つめて笑う写真は、がんと診断されて闘病中のキャサリン皇太子妃がウィンザーで撮影したものと見られている。

「ルイ王子、6歳の誕生日おめでとう!今日はたくさんの温かいお祝いメッセージをありがとう」とコメントが添えられている。

王室では子どもの誕生日の前夜にポートレートが公開されるのが慣例となっており、王室ファンたちはその瞬間を待ち望んでいたものの、前日にルイ王子の写真が公開されることはなく、当日になってから発表された。今年1月に腹部の手術を受け、3月にがんと診断されたことを公表したキャサリン妃は昨年末から公務を休み、自宅で治療を受けながら療養している。

夫妻は当初、今年は現状から写真公開に消極的だったとみられるが、末っ子ルイ王子の誕生日を祝ってくれた人々に感謝の気持ちを示すため、公開することにしたと理解していると、米ピープル誌は伝えている。

キャサリン妃を巡っては、英国の母の日に公開した3人の子どもたちとの家族写真が加工されていたことが判明して物議を醸したばかり。同誌は、このルイ王子の写真は加工修正されていないと伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)