ライブドア事件で新興市場2兆円吹き飛ぶ
新興企業向けの東京証券取引所マザーズ市場は、ライブドアの株価が1日に100円を割り込んだことで、市場全体の時価総額が事件発覚後に約2兆円も吹き飛んだ。
「ライブドア・ショック」で一時急落した東証1部市場では、東証平均株価(225種)が、事件前の水準を回復しているが、新興市場ではライブドア株暴落の悪影響を引きずっており、個人投資家の市場離れが懸念されている。
マザーズ市場の株価指数は、ライブドアへの強制捜査が始まる前の16日終値の2799・06から、1日は2038・74と約27%下落。同じく新興企業向けの市場であるジャスダックの株価指数も142・81から130・91に約8%下落している。
マザーズの時価総額は16日の約7兆7000億円から、1日には約5兆7000億円にまで大幅減少。ライブドアの株価暴落につられる形で、他の銘柄も売られており、市場関係者は「ライブドア株の100円割れは予想できたが、連想しやすいインターネット関連銘柄や、新興市場のほかの銘柄に派生するのを懸念している」(大手証券)と渋い表情だ。
東証幹部は「成長性のある企業が集まっているのが新興市場。一つの企業で市場全体が評価されるのは遺憾で、個人投資家には冷静に判断してもらいたい」と話している。
[2006/2/1/19:48]
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