阪神タイガースのスカウトだった父親(当時65)の転落死をめぐり「鹿砦(ろくさい)社」(兵庫県西宮市)の季刊誌などで球団元職員2人を中傷したとして、名誉棄損罪に問われたスカウトの長女渡辺直子被告(48)に対し、神戸地裁は3日、懲役8月、執行猶予4年(求刑懲役8月)の判決を言い渡した。
佐野哲生裁判長は「(球団の元職員2人が父親を)殺害した証拠は何ら存在しない。名誉は著しく害され、回復は容易ではない」と述べた。
判決によると、渡辺被告は02−05年、父親の転落死をめぐり、球団の元職員2人の実名を出して殺害にかかわったかのような記事を鹿砦社の季刊誌や自分のホームページに書き、名誉を傷つけた。
鹿砦社社長松岡利康被告(54)も名誉棄損罪で起訴され公判中。
[2006/3/3/18:23]