磐田FW争い混とん、カレン復調の兆し
磐田の開幕FW争いが混沌(こんとん)としてきた。昨年末から両足内転筋付着部に違和感を抱えていた前田遼一(24)は21日、開幕戦出場が絶望的となった。一方、左ひざに疲労性の違和感を覚えていたカレン・ロバート(20)は、ミニゲームでゴールを連発するなど復調の兆しを見せた。
慢性的な内転筋痛を抱える前田の、開幕出場が絶望的になった。昨年9月に両足内転筋を痛めた。同11月には試合に復帰したが、年末の天皇杯は欠場。今年の鹿児島キャンプでは練習試合に2試合出場していた。しかし、2試合目の愛媛FC戦で再び痛みを感じ、別メニュー調整、リハビリを続けていた。
この日の練習後、山本監督は「開幕は無理でしょう。痛みが取れても(練習を)今やっていないし、将来を考えたら慌てさせる必要はない」と話した。痛みが消えても、調整遅れから開幕出場は困難という見解だ。前田も「まだちょっと痛みがある。しっかり治したい」と、慎重な姿勢を見せた。
一方、同じFWのカレンはミニゲームでゴールを連発し、復調の兆しを見せた。19日には午前にサテライトの試合、同日午後のプレシーズンマッチにも出場。キャンプから左ひざに違和感を覚え、今週には検査も予定されているが、動きは鋭さと力強さを取り戻した。
3月5日に迫った開幕のスタメンFW争いは激化する。プレシーズンマッチに先発した中山、藤井に、清水からレンタル復帰した西野、この日のミニゲームでダイビングヘッドを決めた岡本。昨季はFWで出場したMF西も、好調ぶりをアピールしている。【斎藤直樹】
[2006/2/22/10:11 紙面から]
写真=復調の兆しを見せたカレン・ロバート
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