J2仙台の新加入MF松浦宏治(24)が、前日に続き猛アピールを行った。2日、チームは福島・Jヴィレッジでのキャンプで今季初の紅白戦(9対9の20分ハーフ)を行い、松浦は2トップの一角に入り、MFシルビーニョ(28)のスルーパスから2ゴールを挙げるなどハットトリックを達成した。決定力の高さをアピールし、都並敏史監督(43)をうならせた。
松浦が、またもやしでかした。前半15分、シルビーニョのスルーパスに反応。「ボールが欲しい位置に走り出したらいいパスがきた」。縦に走り込むとワントラップして左足でシュート。ボールはディフェンダーを弾きゴール左隅に転がり込んだ。その直後、同じ形から裏へ抜け出し2点目を挙げた。
「シュウェンクも点を入れていたので負けられなかった」と同タイプの助っ人FWを意識。最後は、パスミスをかっさらいハットトリックを達成。都並監督は「守備のバランスを見るのが目的だったが、どんなゲームでも点を取ることは大切」と思わぬ収穫に笑顔。「J2の厳しい守備網の中でどれだけ精度を保てるか、印象よりも決定力は高いしこれからが楽しみ」と期待を寄せた。
前所属の広島で1得点をマーク。J2時代の03年アウエー山形戦、思わぬ形で決定力の高さを証明した。0−0で迎えた後半ロスタイムに途中出場したが、自らのクリアミスで失点。その直後こぼれ球を押し込みミスを帳消しにした。「自作自演」の珍事は地元紙で大々的に取り上げられたという。「今日は集中してできました。同じことはやりたくはありませんから」。松浦のアピールはまだまだ続く。【下田雄一】
[2005/2/3/10:35 紙面から]
写真=左45度からシュートを放つ仙台MF松浦(右)。左はDF森川
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