昨年のKEIRINグランプリ覇者・村上義弘(42=京都)が貫禄を見せた。

 レースは打鐘から先行した吉田拓矢-神山拓弥と、原田研太朗-堤洋-岩津裕介が最終ホームからもがき合う展開。この争いを原田が制すると、バックから仕掛けた単騎の早坂秀悟に合わせる形で中四国3番手の岩津が先頭の原田に並びかける。直線で岩津が抜け出したが、後方からまくり追い込んだ村上がゴール前で岩津をとらえた。村上は今年初優勝、4日制G3は28回目の優勝(ほかに3日制G3は4回優勝)。2着は岩津、3着は金子貴志が入った。

 2車単(1)(3)は5770円、3連単(1)(3)(9)は2万7440円。

 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)