佐々木龍也が約5年ぶりの川崎G3で1予突破を果たした。

 6Rは小原太樹とゴール前争いに。1度は差したかに見えたが、わずかに差し返され「抜いたと思ったけど練習が足りないですね。でも前回落車の影響はなさそう」と照れくさそうに笑った。12年5月の街道練習中に落車し、左股関節脱臼骨折の大けがを負った。不屈の闘志でここまで回復した鉄人だ。「生まれも育ちも川崎。選手になる前からこの桜花賞は特別なレース」と思いを語った佐々木。2予6Rは南関3番手で準決を目指す。