通算優勝109回を誇るベテラン鈴木誠が俊敏な走りを見せ、連勝で勝ち上がった。

 9R準決は目標にした小原太樹がまくったが、安東宏高が猛ブロック。空いたコースを鈴木が駆け抜け1着でゴールした。「周回中から小川(祐司)君が先行しそうだったし、番手の安東君が大きく持っていくのは分かっていたので構えていた。(連勝は)出来すぎですね」と展開の読みがさえ渡る。初日予選は中を割って快勝と51歳とは思えない若々しい走りだ。決勝は新山響平と2車だが、しぶとい走りでワンツーを狙う。