10回目のG1制覇を狙った地元の荒尾聡(35=飯塚)は、小差の3着だった。

 終始、高橋貢と競り合いながら走ったが、セーフティーリードは奪えず、終盤はやや伸びを欠いた。初日から徐々にエンジンの状態は上向き、準決後には「回転の上がりが良くなった」と評価していたが、レースでは1歩及ばなかった。